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七月六日

  • 2025年7月6日
  • 読了時間: 1分

少しずつ貯金ができてきた。しかし出費はかさまない。逆にあまり金を使わないよう制御する心理が働いているのを都度観察することができる。これはどういうことだろう。金を持つということ、増やすということはケチになることでもあるのだろうか。

とはいえ昨日は飲み屋で盛大に使った。

 
 

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四月十一日

年が変わって、年度も変わった。正月から新しい小説を書きはじめていてとりくんでいた。まだ書いている。はじめての長編になるだろう。本をつくる方法を少し考えはじめた。自分で本をつくってみたいとどこかで思っていた。それにぼくの作風は商業出版にむかないのは自明。家は屋根をどうするか考えていてやはり業者の頼ろうと思いはじめている。とりあえずは2026年の最初はそれくらいのことを書き記しておく。

 
 
十二月十五日

https://comet-bc.stores.jp/items/68ad113ea499223ff33c23e7  杉田敦『芸術、失われた信頼をもとめて』(水声社)は具体的な本だった。にもかかわらず夢のような書物であった。抽象的な議論とは距離をとり、具体的なモノコトを考察しながら、書かれた時間や場所が往来する。個人的な紀行文でありながら読者とともに旅路を歩むような懐の深い批評文でもあった。書くこ

 
 
十一月十六日

何かが髪に当たり手で払った。つぎに強烈な痛みが頭に走り、なんらかの虫が数匹集まり頭を攻撃してきたことがなんとなくわかった。しかも髪の長い箇所を避けて短い箇所を的確に狙ってくる。数か所刺されたところで手で眼鏡を弾いてしまい、眼鏡はどこかへ飛んでいった。しかし払っても払っても虫は攻撃をやめなかった。眼鏡はあきらめて家の中に避難すると――避難の勢いで網戸が外れた――、虫は(このときにはもう相手が蜂、しか

 
 
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