top of page

七月四日

  • takashimorijiri
  • 2022年7月4日
  • 読了時間: 2分

梅雨明けでしばらく雨が降っていなかったが、久しぶりに降った。

畑の野菜は、水をやっていなかったにもかかわらず、あるいはだからかしっかりと根をはって元気に生きている。

雨のまえに追肥をやって、風対策でピーマンを支柱に固定していると、そのひとつに、てんとう虫が群れをなしていた。てんとう虫は種類によっては益虫となり、ハダニなどを捕食してくれる。おそらくそのてんとう虫も肉食で、葉っぱについた虫を食べてくれている。根元には蟻がいる。こんな小さな野菜でも植物として生態系の一部にかかわっている。

じゃがいもがだいぶおおきくなってきた。今月の終わりには収穫に入れるだろうか。こちらも虫がおり、テントウムシダマシ以外は特に防除していないから、生態系をなしている。

ミニトマトは、雨避けに張っていたビニールをとって、脇芽をつみ、病気の葉をある程度のぞき、誘引、枝を支柱にくくりつけた。水がなかったから、生育はゆるやかだったが、これで追肥して雨が降れば、ついていた実もふくらみはじめるだろう。まだ実が小さいから水分過剰や、実と外気の温度差での裂果の可能性は少ない。雨がつづくようなら、また新しく雨よけをつくるかもしれないが、様子をみて判断する。

梅がなり、山椒も実をつけた。今年はどうするか。

裏の家のかたにきゅうりをたくさんいただいた。ピクルス-漬物、丸かじり。

草刈りはつづけてしなければならない。


 
 

最新記事

すべて表示
十一月十六日

何かが髪に当たり手で払った。つぎに強烈な痛みが頭を襲い、なんらかの虫が数匹集まり頭を攻撃してきたことがなんとなくわかった。しかも髪の長い箇所を避けて短い箇所を的確に狙ってくる。数か所刺されたところで手で眼鏡を弾いてしまい、眼鏡はどこかへ飛んでいった。しかし払っても払っても虫は攻撃をやめなかった。眼鏡はあきらめて家の中に避難すると――避難の勢いで網戸が外れた――、虫は(このときにはもう相手が蜂、しか

 
 
九月八日

八月は何をしていたのか忘れてしまった。忘れてしまったけれどすべて忘れたというわけではなくて、ほとんどといった程度のものだ。 長く暑い日がつづいていた。雨もときどき降っていた。そのせいだろうか。何もやる気が起きなかった。何もといってもすべてではなくて、本は読んでいたし何かしら...

 
 
七月十一日

畑をがっつりつかう余裕がなかった。裏の家の方が使いたいというので、使ってもらっている。特にお金はとらない。草を管理してくれるし、できた野菜は届けてくれる。 前の家の方は、新しいトラクターを買ったのだが、置き場がない、車庫を使わせてくれなかいか、という。車庫には除雪機と耕耘機...

 
 
bottom of page