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五月三日

  • takashimorijiri
  • 2023年5月3日
  • 読了時間: 1分

いつの間にかもう五月にやってしまった。春がきて草花がそだち、風がふいている。書きだしに、季節の描写がなされるのはなぜだろうとふと思って、おそらく、日付を書いた影響で「いつ」というのが感覚に強調されるのだろうと思った。

今日は氷点下になった。畑をやらなければならないが、まだ朝晩は寒い。下手に急ぐと枯らしてしまう。とはいえそろそろなのだ。

車のタイヤ交換をし、猟銃所持許可の手続き、店の融資の手続きをすすめている。いまはちょっと大変だけど、きっとこれをやっておくと後々いいということをいまやっている。チェーンソーの整備をし、薪をつくらなければならない。厨房の見積りを業者にとってもらう。改修費を算出する。やることはおおいがひとつずつこなしていく。

新聞配達のバイトは今月いっぱいまで。コンビニに一本化し、開店の準備を本格化させる。とはいえ、ぎちぎちやるのはやだからゆるっと。昨日はカモシカをみた。

 
 

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