top of page

八月三十日

2021年8月31日
読了時間: 1分

更新日:2021年9月16日

秋そばの白い花が咲いている。虫がだいぶ減ってきた。冬はあっという間にくるだろう。

軒まわりの修理がおおまかに終わった。もう少し時間がかかると思っていたが、意外とはやく終わった。はやく終わりすぎてしまった。はやく終わらせすぎてしまった。

「誰もみやしねえよ」とおっちゃんはいう。

「誰かにみられる、みられない、ということもあるかもしれないけど、それだけじゃないんだよなあ」とぼくは思う。

「みえないところに気をつかうのがオシャレ」というのとは違う。別にパンツがどうとか、靴下がどうとか、ふだんは気にしない(場合によってはちょっとは気にする)。

ただその都度いい仕事がしたいだけなのだ。素人なりに。

無駄なく、手早く、効率的に、という仕事の仕方もわかるし、できないわけじゃない。無駄なく、手早く、効率的に、という仕事の楽しさもわかる。それは技術屋的な楽しみ方なのだろう。けど、そっちに偏ると労働になりすぎてしまう。この家の修理に関していえば、そういう仕事はなるべくしたくない。これは遊び。もちろんじっさいには、ふたつの方向が混ざりあっている。

できるだけ右往左往、彷徨する方向で楽しみたい。これは奉公ではないし。よくわからない何かへの奉公ではあるかもしれないけど。

 
 

最新記事

すべて表示
七月二十五日

背の高い雲にてっぺんが隠された山々、雨が少ないせいか控えめに流れる犀川からひかれる用水路を通って、豊科に広がる田に水が満ちている。穂はまだ青い。  篠ノ井線田沢駅を降りて安曇野市美術館へ歩いた。午前九時台はまだ気温があがってないが、それでも強い日差しにさらされ暑い。  望月桂展をみた。彼はいろんなことをやっていた。いろんなことをやるのだが、どれも長つづきしない。それがよい。絵はうまいがよい絵かとい

 
 
七月十一日

猟銃の所持許可の更新時期がせまってきた。ようやく三年。準備をする。単独猟では射程距離がながく命中精度のたかいライフルが重宝されるが、所持資格に十年かかる。ようやく三分の一。 屋根の修繕は助成金が使えないか役所に問い合わせる。今年中に着工し直してしまいたい。思ったより急いだほうがよさそう。屋根が直れば中はなんとかなる。湿気の問題も多少ましになり、薪ストーブとボイラー、釜戸を稼働させることができる。新

 
 
六月二十二日

午前中会議にでて、家の掃除をした。ゴミをまとめて布団をほし、銃を磨いてちょっとフォームの確認を姿見でして、床をモップでかけて換気。外にでてのびている生け垣をざっとかりそろえて庭の草をとった。ハーブはいきてる。モヒートの季節になってきた。

 
 
bottom of page